糖尿病とは…?

血糖値を調整するインスリンとういホルモンの働きが弱くなり、常に血糖値が高い状態となる病気です。
口の渇き、尿の回数が多い、体重が減る、空腹を強く感じる、だるい、といった症状が出ることがありますが、症状はほとんどないことが多いです。そのため、定期的に健康診断を受けるようにしてください

 糖尿病の合併症

糖尿病性神経障害

手足がしびれたり、神経がにぶくなったりします。腸の神経がにぶって便秘になったり、手足の神経がにぶって低温やけどになりやすくなります。

糖尿病性網膜症 (眼の病気)

眼の小さな血管が動脈硬化をおこし、血管がもろくなり、出血しやすくなります。眼が見えにくくなり、最悪の場合、失明します。

糖尿病性腎症 (腎臓病)

腎臓の小さな血管が動脈硬化をおこし、腎臓の機能が低下していきます。初めは症状もなく、尿検査で蛋白尿を認めるだけですが、進行して腎臓がほとんど働かなくなると人工透析が必要となります。

心臓病 (心筋梗塞・狭心症)・脳卒中 (脳出血・脳梗塞)

心臓発作をおこした男性心臓や脳の血管が動脈硬化を起こし、心臓病 (心筋梗塞、心不全など)、脳梗塞になりやすくなります。神経障害のため、痛みを感じにくくなっているため、病気が進行するまで気づかないこともよくあります。

閉塞性動脈硬化症・足壊疽

足の血管が動脈硬化を起こし、足が冷たくなったり、しびれたりします。神経障害のため、痛みを感じにくくなっているため、病気が進行するまで気づかず、足が腐り (壊疽)、切断を余儀なくされることがあります。

認知症

アルツハイマー型認知症になりやすくなります。

 糖尿病かどうかを調べるには…

糖尿病かどうかを調べるのは、主に、血糖値とHbA1c値を組み合わせて診断することが多いです。HbA1c値とは、1~2か月の血糖値の様子をあらわしたもので、直前の食事の影響を受けません。

 糖尿病の治療

治療の目標は、血糖を下げることではなく、心筋梗塞、脳梗塞、腎臓病、眼の病気など合併症を防ぐことです。ひとりひとりにあった適切な治療法を、大学病院にて糖尿病の治療を行っていた経験豊富な医師が、ご相談のうえ決めていきます。

食事療法

糖尿病食を食べる女性糖尿病になったからといって、食べてはいけないものは何もありません。食べ物の栄養バランスと総摂取エネルギーを考えて、食事を摂ることが大切です。それぞれの体重や、日常生活の活動量に応じて、摂取量の目標を決めます。食品の種類はできるだけ多くとり、栄養素が偏らないようにすることや、1度にまとめて食べたり、間食をしないようにしましょう。
また、食物繊維を食べることは、食後に血糖値を上げにくくします。また、食べ物をよく噛むことも、食後の血糖値が上がるのを抑えるので、食物繊維の多い野菜を最初によく噛んで食べることが勧められます。

運動療法

運動療法は、有酸素運動とレジスタンス運動を組み合わせることが有効です。無理のない範囲で初めて、徐々に運動量を増やすことが大切です。
合併症がある場合、運動療法が難しい場合があるので、運動をする前にご相談ください。

有酸素運動

ランニングする男性ウォーキング、ジョギング、サイクリングなどがあります。心肺機能や代謝機能を改善する効果があります。
「少しきつい」と感じる程度の運動を20~60分行い、できれば毎日、可能ならば、週3回以上行うことが望ましいです。
注意点は、よく準備運動を行うこと、気候に合わせた通気性の良い服装や足に合った靴を使うことです。また、運動中はこまめに水分補給をしてください。

レジスタンス運動

いわゆる「筋トレ」のことで、スクワット、ダンベル体操などがあります。筋肉量を増やすことで、エネルギーを消費しやすい体質にします。
「きつい」と感じる筋肉を使った運動を、週2~3回以上行うことが望ましいです。負荷が十分でなくとも、繰り返すことでも効果があるといわれています。

薬物療法

食事・運動療法でも血糖値が下がらない方、重症の方は薬物療法を開始します。血糖値を下げる薬はたくさんの種類がありますが、それぞれの病状にあった費用対効果の高い薬を選択します。最初の薬は、低血糖を起こしにくい薬を選択します。

インスリン療法

飲み薬でも血糖値が下がらない方は、インスリン注射を開始します。1日1回~4回と、様々な方法がありますが、それぞれの病状、生活習慣病にあった方法を選択します。

動脈硬化の予防

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