睡眠時無呼吸症候群 (SAS)

睡眠中に何回も呼吸が止まり、十分な睡眠が取れない病気です。いびき、眠気などの症状を引き起こしたり、高血圧心臓病、脳梗塞の原因にもなると言われています。

症状

いびきをかいている男性自覚症状はあまりありません。
寝ている間に、大きないびきをかいたり、よく目が覚めたりします。ご本人は気づかず、一緒に寝ている家族が気付くことが多いです。他にも、夜に十分な睡眠がとれないため、昼間に眠くなることがあります。居眠り運転をして交通事故をおこしたり、大事な会議で寝てしまい、仕事に支障をきたすこともあります

原因

睡眠時無呼吸の原因の多くは、睡眠中に、空気の通り道が物理的に狭くなることです。肥満の方や、首が短くて太い人、顎が小さい人がなりやすいです。
少数ですが、睡眠中に、脳にある呼吸の命令をする機能 (呼吸中枢)に異常がある場合もあります。心臓病など持病のある方に多いです。

子どもと睡眠時無呼吸症候群 (SAS)

睡眠時無呼吸症候群 (SAS)は大人に多いですが、子どももなることがあります。大人と比べると、肥満よりも、扁桃肥大など喉の異常からなる場合が多いです。
子どもの睡眠時無呼吸症候群を未治療のまま放置すると、成長や昼間の眠気・集中力低下による学力低下などにもつながります。

 終夜睡眠ポリグラフ検査

睡眠時無呼吸を調べる検査で、睡眠中の呼吸の様子、血液中の酸素濃度を、専用の検査機器を用いて調べます
当院での検査は、ご自宅で行いますので、入院は必要ありません。機械は指定された日に宅急便で届きます (クリニックまで取りに来ていただく必要はありません)。検査が終わったら、宅急便にて返却してください。
検査終了後、データを分析するため、1週間くらいお時間をいただきます。ご来院いただき、結果の説明と、今後の治療方針について説明します。
検査は健康保険で行え、費用は、3割負担の方は約3000円、1割負担の方は約1000円です。

 睡眠時無呼吸症候群の治療

ひとりひとりにあった適切な治療法を、大学病院にて睡眠時無呼吸症候群 (SAS)の治療を行っていた経験豊富な医師が、ご相談のうえ決めていきます。

経鼻的持続陽圧呼吸療法 (CPAP治療)

無呼吸の重い方に行われる治療で、日本でもっとも普及しています。睡眠中に専用のマスクを鼻につけ、機器から一定の空気の圧力をかけることにより、無呼吸をなくす治療です。これにより、良く眠ることができ、翌朝すっきりとした目覚めを迎えることができ、日中の眠気からも解放されます。
治療費用は、3割負担の方は毎月約5000円、1割負担の方は約2000円です。

CPAP治療は睡眠を改善するほかにも効果があり、血圧血糖値を下げたりと生活習慣病の改善、予防ができます。
また、アメリカの研究では、睡眠時無呼吸の患者様に、CPAP療法を行わないと、心臓病、脳梗塞などが多く起こりましたが、CPAP療法を行うことで、これらを抑えることができたと報告されています。

ナステント

「ナステント」は、シリコン製の柔らかいチューブで、これを鼻から入れて、空気の通り道を確保します。これにより、空気の通り道が狭くなりにくくなり、睡眠時の無呼吸を治療します。
当院では、フィッテイングを行ったうえで、処方箋を発行します。当院でも注文可能ですが、ご注文いただいてからお渡しまで、2週間ほどのお時間をいただきます。

詳細は、seven dreamers laboratories ナステントホームページをご参考にしてください。

マウスピース

無呼吸の軽い方に行われる治療です。睡眠中に装着して、無呼吸を予防します。

お気軽にお問い合わせください。048-652-2226月~金曜日 9:00-18:30 土曜日 9:00-12:00 日曜・祝日休診

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