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風しん第5期定期予防接種

予防接種

平成30年(2018年)に、関東地方を中心に風しんが流行しました。
妊婦が風疹にかかると、赤ちゃんが心臓病や白内障、難聴など起こす「先天性風疹症候群」になることがあります。実際、平成31年(2019年)に、埼玉県で先天性風疹症候群の赤ちゃんが生まれました。

風しんにかかった患者さんは、30歳代から50歳代の男性で予防接種歴がない方や不明の方が多くを占めました。この世代が子供のころは、予防接種が行われていないため、風しんへの免疫がないためと考えられました。
そのため、予防接種の機会がなく、風しんの抗体価が低い方に予防接種を行うこととなり、「風しん第5期定期予防接種」が開始となりました。

風しん第5期定期予防接種

対象者

昭和37年4月2日〜昭和54年4月1日生まれの男性(対象の方には、市町村からご自宅にクーポン券が届きます)

期間

平成31年(2019年)4月27日〜令和4年(2022年)3月31日

お持ちいただくもの

  • クーポン券(さいたま市に限らず全国のどこの自治体のものでもご利用できます)
  • 身分証明書(運転免許証、マイナンバーカードなど生年月日や住所の印字があり、本人確認できるもの)

費用

無料

抗体検査・予防接種の流れ

STEP.1
来院
診療時間内に、当院までお越しください。その際、クーポン券、身分証明書(運転免許証、マイナンバーカードなど)必ずをお持ちください。
平成26年(2014年)4月1日以降に、風しん抗体検査を受けたことがある方は、その結果をお持ちください。結果によっては、抗体検査を行わずに予防接種を受けられます。

予約は必ずしも必要ありませんが、インターネット予約をしていただくと、スムーズに受診いただけます。ご予約の際は、[外来予約]→[風しん抗体検査]を選択してください。

STEP.2
書類の記入
受付後、抗体検査受診表を記入していただきます(書類は当院に用意してあります)。
STEP.3
風しん抗体検査
医師の問診後、血液検査を行います。
STEP.4
風しん抗体検査の説明(1週間後)
1週間で結果が判明しますので、再度、ご来院いただき、検査結果をご説明します。
STEP.5
予防接種
抗体検査の結果、予防接種の対象となった場合、当日、予防接種を行います。ただし、風邪をひいているなど体調不良の場合などは、後日となる事があります。

ご自宅に、風しん予防接種の無料クーポン券が届いていませんか? 40、50歳代の男性は、風しんにかかりやすい年代です。予防接種を受けて、風しんの流行を防ぎ、赤ちゃんを守りましょう。