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小児科

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小児科 一般診療

感染症

子どもは免疫が十分でなく、風邪、扁桃炎、気管支炎、中耳炎、胃腸炎、膀胱炎など様々な感染症にかかります。突発性発疹、手足口病、ヘルパンギーナなど子供に特有の感染症も多いです。

人間の鼻や喉、気管、腸には、200種類以上の細菌が存在し、「フローラ」を形成しています。このフローラによって病気の原因となる悪玉菌から守る免疫に役立っています。フローラは、生まれたときにはなく、空気を吸ったり食べたりする中で、様々な微生物を取り込み、体に役立つ善玉菌は残し、不必要なものは鼻水や痰、便として体の外に出します。これを繰り返すことで、フローラが作られていき、免疫がつくられていきます。
近年、2歳までに抗菌薬を使用したことがあるとアレルギー疾患にかかりやすくなることも報告されています。
当院では、この点を考慮しながら感染症の診療にあたっています。

関連情報
アレルギー科 子どものアレルギーと抗菌薬の関係

気管支喘息

空気の通り道である気道に炎症が長く続き、風邪やホコリ、ダニを吸い込むことなどをきっかけに、ゼーゼー、ヒューヒューする発作がおこります。喘息の発作が起きた時の治療に加え、発作が起こらないように、気道の炎症を抑えることも大切です。くすりの治療に加えて、環境整備、鍛錬療法(水かぶり)も取り入れています。

アトピー性皮膚炎・湿疹など皮膚疾患

乳幼児健診

体重、身長、頭囲、胸囲の測定を行い、発達のチェックを小児科専門医が行います。予防接種も同時に受けることができます。

  • 4か月児健康診査(4か月から6か月未満)
  • 10か月児健康診査(10か月から1歳未満)
  • 1歳6か月児健康診査(1歳6か月から2歳未満)
  • 3歳児健康診査(3歳6か月から4歳未満)

乳幼児健診は予約制となっております。健診を希望される方は、インターネット予約または電話予約をお願いいたします。ご不明な点がある場合は、お気軽にお問い合わせください。

鍛錬療法(水かぶり)

水かぶりの目的

自律神経のバランスを整え、心肺機能を強化するとともに、精神的安定も確立することを目的とする鍛錬療法の1つです。水かぶりは、皮膚を刺激することで、自律神経を強化します。それにより、気管支喘息をはじめとするアレルギー疾患の改善や、風邪にかかりにくくなるといった効果があります。
当院では、病気の治療、予防のため、水かぶりを勧めています。

水かぶりの方法

  1. 洗面器に手桶で2杯の湯を汲み、その中に水道水を流したままにしておきます。
  2. 洗面器から手桶で肩から35杯かけます。
    1日目は10杯とウォーミングアップからはじめて、毎日5杯ずつ増やして、1週間後には35杯かぶるようにしましょう。

桶でかけるときの強弱や刺激が、自律神経の強化になるので、シャワーは使わず、必ず手桶を使いましょう。