ノロウイルス・ロタウイルスにかかっているか当日に分かります

ノロウイルス・ロタウイルスの検査

ノロウイルスやロタウイルスなどのよるウイルスによる感染性胃腸炎は、一年を通して発生していますが、特に冬に流行します。例年、11月くらいから増えはじめ、12月~1月が発生のピークになります。
どちらのウイルスも、一般的には後遺症なく治ることが多いですが、抵抗力の弱い小さい子どもやお年寄り、持病のある方は、脱水症状を引き起こしたりして重くなることがあります。

検査方法

検査は、便から綿棒で取ります。小さいお子さんや便が出ない場合は、肛門から綿棒を入れて取ることもできます。
結果が判明するまでは、15分ほどかかります。

検査対象

嘔吐、下痢、腹痛など感染性胃腸炎の症状があり、ノロイウルスやロタウイルスに感染していることが疑われる方に検査をします。
ただし、ノロウイルスの検査は、保険診療で行えるのは、3歳未満のお子さん、65歳以上のお年寄り、がんにかかっている方、抗がん剤や免疫抑制剤 (ステロイド)を投与されている方のみとなります。それ以外の方は、全額自己負担となります。
ロタウイルスの検査は、特に制限がなく、すべての方で保険診療で行えます。

ノロイウルスによる感染性胃腸炎

症状

主な症状は、吐き気、嘔吐、下痢、腹痛、発熱などで、これらの症状が1~2日程続きます。感染してから症状が出るまで時間 (潜伏期間)は、1~2日です。また、感染しても症状が出ない場合や軽い風邪のような症状でおさまる場合もあります。

感染経路

ノロウイルスが口から体内に入ることがほとんどで、次のようなケースが考えられます。

  • ノロウイルスが含まれる便や吐物から、手にノロイウルスが移って口に運んだ時
  • ノロウイルスが含まれる便や吐物が、舞い上がり、それを吸いこんだ時
  • 家庭や飲食店で調理をする人が感染していて、ノロウイルスがはいった食品を食べたとき
  • ノロイウルスをもっている二枚貝を、生あるいは十分に加熱調理しないで食べたとき
  • ノロウイルスがはいった井戸水などを十分に消毒しないで飲んだとき

治療法

ノロウイルスへの特効薬はありません。そのため、整腸剤や吐き気止めをのんだり、脱水症状を起こさないように水分の補給を充分に行って治療します。脱水症状が強い場合には点滴をすることがあります。

予防方法

  1. 食事の前やトイレの後などには、必ず手を洗いましょう。
  2. ノロイウルスによる胃腸炎にかかっている人の便や吐物にはノロウイルスがたくさん含まれているので、下痢や嘔吐などの症状のある方の便や吐物は適切に処理し、必ず手を洗いましょう。
  3. 下痢や嘔吐などの症状がある方は、食品を直接取り扱わないようにしましょう。
  4. 子どもやお年寄りなど抵抗力の弱い方は、加熱が必要な食品は中心部までしっかり加熱して食べましょう。

ロタウイウルスによる感染性胃腸炎

症状

主な症状は、吐き気、嘔吐、下痢、腹痛、発熱などです。小さいお子さんがなると症状が強く出ることがあり、脱水症状が強くなることがあり、点滴が必要だったり、入院が必要になる事があります。大人は、免疫があると症状が出ないこともあります。

感染経路

ロタウイルスが口から体内に入ることがほとんどです。ロタウイルスが含まれる便や吐物から、手にロタイウルスが移って感染することが多いです。

治療法

ロタウイルスへの特効薬はありません。そのため、整腸剤や吐き気止めをのんだり、脱水症状を起こさないように水分の補給を充分に行って治療します。脱水症状が強い場合には点滴をすることがあります。

予防方法

  1. 食事の前やトイレの後などには、必ず手を洗いましょう。
  2. ロタイウルスによる胃腸炎にかかっている人の便や吐物にはノロウイルスがたくさん含まれているので、下痢や嘔吐などの症状のある方の便や吐物は適切に処理し、必ず手を洗いましょう。
  3. 予防接種で予防ができます。対象は、生後6~24週のみです。